学術連携

本学会では、他の学術団体との連携による精神保健看護の知見を広く活用するための活動をおこなっています。大きく、日本糖尿病・教育看護学会との連携活動と、日本総合病院精神医学会との連携活動、医療事故調査への協力学術団体としての活動があります。

 

日本糖尿病・教育看護学会との連携

本学会では、糖尿病および腎障害を有し、抑うつなどの精神症状を併せて呈する患者に対する治療と看護に関して知見の深化が必要と考え、学術連携委員会が中心となって2018年度より日本糖尿病・教育看護学会との意見交換を行ってまいりました。

意見交換の過程に学会員も巻き込んでいくため、2019年の第29回学術集会では、日本糖尿病教育・看護学会との合同シンポジウムを開催する予定となっています。

 

医療事故調査への学術協力

平成26年度に医療法が改正され、医療事故に関する調査が制度化されました。医療事故が発生した医療機関において院内調査を行った調査報告を第三者機関(医療事故調査・支援センター)が収集・分析するという制度になっています。この第三者機関である医療事故調査・支援センターによる医療事故の調査や分析に対する学術協力団体の一つとして、本学会は登録されています。

 

日本総合病院精神医学会との連携

本学会では、総合病院で治療を受けていて精神症状を呈する患者に対する治療と看護に関して専門的な知見や技術の発展が必要と考え、学術連携委員会が中心となって2012年から2016年まで継続してリエゾンチーム講習会と題した研修会を共催してまいりました。総合病院ではすべての職員が精神看護の専門家というわけにはいきませんが、リエゾン(橋渡し)の役割を果たす人やチームがいると効果的に機能します。上記の研修には、のべ400人以上の参加者がリエゾンチームの機能や具体的な活用について学びました。

 

政策決定に対する学術的な貢献

精神保健看護は、人々の健康と福祉に大きく影響することから、公共の福祉としての側面も有しています。そのため、診療報酬や事業立案などの政策決定に対する学術的な貢献を行うことによって、日本の精神保健看護の発展と人々の健康と福祉に貢献したいと考えています。おもに、看護系学会等社会保険連合(看保連)と精神保健従事者団体懇談会(精従懇)への参加を通じて貢献を図っています。

 

看護系学会等社会保険連合(看保連)
精神保健従事者団体懇談会(精従懇)

なお、本学会は、日本学術会議協力学術研究団体、日本看護系学会協議会の社員学会です。