COVID-19の世界的流行に対して、感染症対策に従事する人や組織の負担を軽減するには、組織内の資源に全てを委ねなくて済むような社会的ネットワークの構築が必要です。WHOなどの国際機関でも、遠隔的方法での医療者への心理社会的支援の必要性に言及しています。
そこで、本学会では、遠隔による支援者支援という観点から相談支援ガイドラインを作成しました。ぜひ、ご活用ください。
このガイドラインは今後の情勢変化に伴って更新が予定されています。更新の際にはTwitter, Facebook による通知を行う予定ですので、ぜひ学会公式SNSへのフォローをお願いいたします。
この世界的な感染症の危機による衝撃を乗り越え、新しい社会的価値に対応するために、学会としてこの先も貢献してまいりたいと存じます。
ガイドラインのダウンロード
ダウンロードによる活用の際の引用例:
日本精神保健看護学会,COVID-19の対応に従事する医療者を組織外から支援する人のための相談支援ガイドライン(2020), https://www.japmhn.jp/doc/remotePFAguide.pdf(最終アクセス日20XX年Y月Z日)
また、本ガイドラインに関連して、COVID-19の相談支援に有益な情報を整理して公開しております。
https://www.japmhn.jp/a/987 (相談者/支援者向け)
https://www.japmhn.jp/a/905 (全般的な情報)
ぜひ、こちらもご参照ください。
このガイドラインの作成は、学会内の社会貢献委員会が中心となって情報収集や執筆を行い、以下の人々が貢献しました。
安保寛明,稲垣晃子,瀬戸屋希,高野歩,高橋葉子,増満誠,松枝美智子,光永憲香,山本智之(五十音順)
また、本ガイドラインの作成にあたっては、
兵庫県こころのケアセンター 加藤寛先生 大沢智子先生
から作成過程に関する助言をいただきました。
さらに作成段階において、現に医療職である方や医療者への遠隔支援を行っている方に情報や助言をいただいて、記述内容の精査をおこないました。
この場を借りて御礼申し上げます。
2020年05月18日公開
English version